--.

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- | スポンサー広告 | comment (-) | trackback (-) | page top↑
Thu.

反戦の火灯る ~米民主党の予備選で反戦新人が勝利

 アメリカの世論が動き始めた。
イラク戦争を巡る政策が一大争点となり注目されていた東部コネティカット州民主党予備選で、反戦を訴えた新人候補が勝利した。大統領の任期中の下院・上院議員選挙を「中間選挙」と呼ぶが、中間選挙の結果は、有権者の声として任期中といえどもブッシュに極めて大きな影響を与えることになる。
BBCNEWS 10 August 2006によれば、ラモント氏は6か月前までは政治的には全くの無名の新人で、徹底した反戦キャンペーンを張っていたようだ。こちらによると、片やリーバーマン上院議員は、民主党員だが、イラク戦争の熱心な支持者でとてもブッシュ寄りな人物だったようだ(ブッシュにキスをされているように見える映像が流れた点も"Kiss of Death"として敗因要素にあげられている。)

20060812014918.jpg
http://nedlamont.com/より

イラク戦争支持の大物敗北 米民主党の予備選
【ハートフォード(米コネティカット州)8日共同】
東京06/08/09
米国のイラク政策が最大の争点になり全米の注目を集めた東部コネティカット州民主党予備選が8日、投開票され、反戦派の新人で実業家のネッド・ラモント氏(52)が、イラク戦争を支持した元同党副大統領候補の大物ジョゼフ・リーバーマン上院議員(64)を破った。
 開票率95%の段階でラモント氏が52%を得票、リーバーマン氏が敗北を認めた。これにより、11月の中間選挙でラモント氏が同州の民主党上院議員候補になることが決まった。イラク戦争に対する有権者の反発が強いことがあらためて明確になり、中間選挙の結果にも影響を与えそうだ。



 この世論の反戦への流れは、世論調査にも現れた。

米国民の60%がイラク戦争に反対 
URUKNEWS 2006/08/09
 9日に発表された米CNNの世論調査によると、米国民の60%がイラク戦争に反対し、過半数が年末までに米軍の部分撤退(派遣兵力の削減)を支持した。
 この数字は2003年3月に戦闘が開始されて以降、最高の数字であるが、開戦以後は一定してイラク戦争への反対が増え続けてきた。
 イラク戦争に賛成だと解答した者は36%で、開戦時の72%からちょうど半分に減った。
 電話による調査で、対象者数は1047人。米国人の成人。



 ここまで、イラクという国を滅茶苦茶にしておきながら謝罪もケアもなしで終結することに憤りは感じるが、それでも米兵はいなくなった方が良い。
 お願いだから、この反戦の火を消さないで欲しい。そしてできるだけこの無法な侵略の終結を急いで欲しい。下記の記事のような悲惨な被害者をこれ以上生む前に。

米軍が医者、教授、教師に残忍な拷問 
URUKNEWS 2006/08/09

 イスラム・メモは5日午前10時40分の速報で、米軍がラマディで数百人のイラク知識人(男女)に虐待と辱めをおこなったと報じた。
 それによると、米軍は24人の女性内科医と大学教授、アンバル大学内にある体育館の職員を拘束した。女性たちは10時間にわたって、蹴る、殴る、顔にツバをかける、胸や腹部を殴られるといった身体的拷問を米兵から受けた。
 そのようにして長時間の尋問を受けたあと、米兵は女性たちが身につけていた結婚指輪や宝石を奪った。
 もう一方では、米軍は男性の医師、教授、野外競技場の教師など319人を拘束した。そして全員が英語で「Dog犬」という単語を紙片に書くよう命令された。その後、彼らはその紙片を持って並ばされ、「犬1」、「犬2」、「犬3」・・・と呼ばれるように番号を付けられた。
 男性医師と教師への虐待も10時間続いた。米軍は拘束された男性たちから1発の弾丸も見つけだせなかったし、誰一人としてレジスタンス戦士だと指名することはできなかったが、数十人の教授と内科医、特に物理嶽、電気工学、コンピューター・サイエンスの専門家を連行していった。レジスタンスが最近、米軍を狙って発射し多大な犠牲を与えているグラド・ミサイルの化学弾頭、あるいは爆弾の製造面で彼らがレジスタンスを支援している容疑だという。

スポンサーサイト
05:01 | イラク戦争 | comments (5) | trackback (-) | page top↑
Fri.

バグダッドバーニング再開 

BB2.jpg

 7月11日付でイラク人女性のブログ「バグダッドバーニング」が再開した。今はとにかくリバーベンドが無事であったことがとにかく嬉しい。
6月14日から始まったバグダッドでの40、000人を動員した「スンニ派狩り」の中、リバーベンドは生き残っていたのだ。
 しかし、この大虐殺の中、リバーの親友が頭に銃弾を2発撃ち込まれ死亡していた。再開したバグダッドバーニングの文章は、これまでのリバーベンドの言葉と違い、アメリカなどの外国の軍隊に対する心からの憎悪がにじみ出ている。

かつて私がイラクにいる外国の軍隊に対して抱いていた同情は消え去った。アブー・グレイブでの残虐行為により、ハディーサでの殺害により、最近のレイプと殺戮のニュースによって、そうした思いは根こそぎなくなってしまった。装甲車に載った彼らを見るとき、正直に言おう―やつらが19歳だか39歳だかということを気にかけることなんてできない。やつらが生きて家に帰れるかどうか、気にかけることなんてできない。やつらが家に残してきた妻や両親や子どもたちのことに思いをはせることなんて、もうできない。恐怖のただなかにあるときに、そんなことを気にかけることなんて、できない。


 この言葉は、イラク戦争に今も「軍隊」を派遣する外国人の私には重すぎる。どんな状況にあっても外国の個人まで恨みを届かせることのなかったリバーベンドの心に残ったこの恨みは、どんな言葉やどれほどの時間が経てば癒されるのだろうか。「テロとの戦い」だといきまく、米英そして日本、この癒されない心の傷が、殺戮の連鎖を生み続けていくことになってしまうことにどうして気づかないのか。気づいているのだとしたら私はこの国の人間であること自体が嫌になるほど恥ずかしい。
 自分の隣の国がミサイル実験をしたことに大騒ぎし、恐怖におののくくせに、自分たちはこの一般市民の心まで砕くほどの恐怖と死と哀しみを与え続けていることを一人の人間として絶対に忘れてはいけない。
00:50 | イラク戦争 | comments (2) | trackback (-) | page top↑
Sat.

ブッシュへの侮辱で起訴 ワタダ中尉

 イラク戦争への従軍を拒否し続けるワタダ中尉が起訴された。
従軍に拒否しているので、「移動不参加罪」はまだ予測可能だが、ブッシュに対する侮辱罪って何ですか?理解できない。本当に理解できない。政治家などの公人に対する批判は相当程度甘受されるべきは当然だ。そうでなければ、政治の議論などそもそもできない。私たちが小泉氏や安倍氏の政治を批判すると刑務所へ行けと言われたら、何も言えやしない。
 たった一人でブッシュ・アメリカと闘う青年を見て、同年代の頃にどうせアメリカの支配から抜け出せないとあきらめていた自分を恥じる。

「軍、ワタダ中尉を大統領侮辱で起訴;7年以上の陸軍刑務所入りに直面」<不法な戦争と占領を拒否することは犯罪ではない>

7月5日、米国陸軍中尉アーレン・K・ワタダ中尉は、軍事司法統一法典の3カ条、すなわち、移動不参加(第87条)、上官に対する侮辱2件(第88条)-特に G. W.ブッシュ大統領に対する-、そして、将校・紳士にあるまじき不作法行為3件(第133条)によって、正式に起訴された。この6件の起訴全てに高等軍法会議で有罪となれば、ワタダ中尉は7年以上の陸軍刑務所入りを言い渡されることも有り得る。
ワタダ中尉の弁護士エリック・ザイツ氏は今朝、「移動不参加罪は予想していたが、侮辱罪、無作法罪には虚を突かれた感じで、ワタダ中尉の言辞の内容の再検討を必要とし、米国憲法修正第1項(訳者註:言論の自由条項)の重要問題を提起するものだ。我われは軍がこれらの問題を法廷の場で議論する機会を与えてくれたことに、満足している」と語った。

これまでの第88条に関わる訴追は、ほとんどが南北戦争と第一次世界大戦時のものであり、知られている直近の訴追は1965年だった(ハウ対米国)。ハウ小尉はベトナム戦争に反対していた。(訳者註:ヘンリー・ハウ(Henry Howe)少尉が米軍基地へのデモに私服でプラカードを掲げて参加し、軍法会議に掛けられ重労働2年に処せられた。おだやかな政治的意思表示にたいしては罰が厳しすぎるというのが、大方の評価だった)

ワタダ中尉が6月22日にイラクへの移動を拒否する前から、軍は中尉の発言に調査を絞っていた。実際の起訴によって、軍の主要な意図がワタダ中尉の異議を黙らせることにあることが確認された。

<全国啓発および行動キャンペーンで対応>

私たちは皆さんに、個人としてまた団体として、向こう数週間から数カ月、米国陸軍エレン・K・ワタダ中尉支援のためにできる限りのことをしてくださるようお願いいたします。

私たちは、ワタダ中尉の行動が、不法な戦争と占領に立ち向かい終結させるという、また、不法な戦争、占領および戦争犯罪に加われとの不法な命令を拒否する意思を貫いている勇気ある兵士や将校を支援するという、歴史的な機会を与えてくれていると確信しています。私たちは、ワタダ中尉の行動を、より良い、公正でより平和的な世界へ向かう意義深い一歩と位置づけたいと思います。

<国際行動日;フォート・ルイスでの大衆行動>

ワタダ中尉の家族・友人たちは、中尉の軍法会議が予定されている日-恐らく9月の何日か-の前日に、国際支援行動を行うよう呼びかけています。

私たちは諸団体に、自分の地域の適当な場所(連邦ビル、兵士募集センター、目立ちやすい交差点など)で、デモ、集会、行進、パレード、ビジル、それに啓発行動の企画を練り始めることを願っています。

太平洋岸北西地域の個人・団体、移動可能な仲間たちは、行われる軍法会議に向け、軍法会議前の一連の啓発行動に向けて、フォート・ルイス(シアトル/タコマの南、オリンピアの北)に集結して下さい。

<不法な戦争と占領に対する啓発と反対行動>

私たちは支援してくださる皆さんに、向こう数カ月、所属する団体、ネットワーク、地域社会に、ワタダ中尉の行動について、イラクに対する戦争と占領が不法であることについて、啓発をして下さるようお願いします。

やり方としては、様ざまなニュースレターやウェブサイトへの記事の掲載、編集者への手紙や論説の投稿、ティーチイン、ビデオ上映、などがあります。

私たちは向こう数日から数週にかけて、啓発のアイディア、資料(ビデオ、ティーチインのアイディア、ダウンロード可能な啓発用資料など)の最新の情報を送ったり、ウェブサイトに掲載するなどなどをするつもりです。

<ワタダ中尉支援キャンペーンの目標>

ワタダ中尉に対する支援キャンペーンがめざす目標は、以下の通りです。
1) ワタダ中尉を処罰させないこと
2) 不法な戦争と占領への参加を拒否することによって、国際法、軍法、アメリカ合州国法を遵守しているワタダ中尉たちにたいして、膨大な市民による支援を形成すること
3) 無法なイラク戦争と占領を非合法化すること。
4) 不法な戦争と占領を拒否する者を訴追したり、不法なイラク戦争と占領を継続することが、社会的にも、政治的にも、経済的にも大きな代償を払わねばできないような状況を作ること
続きを読む
01:15 | イラク戦争 | comments (1) | trackback (-) | page top↑
Tue.

米兵、イラク女性を強姦し火をつけ、一家皆殺し

先日も報道されないバグダッド一大掃討作戦の現状を書いた。下記のURUKNEWSによるとバグダッドでの状況はもうとても正気の人間が生きていける状況ではないようだ。先日の母子強姦殺人での最高裁の実質的な死刑判決もあったが、これを当然と思う日本人が、今のイラク戦争(もう「戦争」というよりも、もっと非道く、一方的に人間と国を破壊し辱め続ける最低の行為といったほうがよい)を正しいと本当に思うのであれば、それはどういう理由なのだろうか。

米兵による強姦、一家殺害は計画的犯行 2006/07/02
 1日の米軍公式発表によると、バグダッド南方のマハムディヤで米兵たちがイラク人女性をレイプしたあと家族ともども殺害した事件について、米軍内の調査担当者は米兵が事件の前に1週間近く計画を練っていたものと考えているという。
green.jpg犯行を犯したスティーブンDグリーン

 まだ調査中という理由から匿名(とくめい)でAP通信の取材に応じた米軍当局者は、兵士たちは事件の1週間ほど前からその家族の動向を「調べていた」ことが明白で、「完全に前もって計画された」ように思われると語った。
 被害にあったスンニ派の家族は、宗教的にはスンニ派とシーア派の混在するその地域に新しく家を構えたばかりだった。
 米軍当局者の話では、米兵はその家に押し入ると、女性を他の3人の家族から別にし、彼女をレイプしたあと彼女の体に火を着けた。そのとき既に他の家族3人は殺害されていた。やはり匿名を求めたある米軍高官は、犠牲者の1人は子どもだったと認めた。
 米軍当局者は宗派間暴力による犠牲と思っていたというが、現地警察のイサン・アブドル・ラハマン警部は、イラク当局は3月13日に米軍兵士がその一家を殺害したという報告を受け取っていたと話した。
 AP通信によると、この事件はアルジャジーラ衛星チャンネルで報道され、一連の米兵犯罪とあわせてイラク国民の憤激をつのらせたが、イラクの報道機関はあまり注目せず、イラク政府もなんのコメントも出していないという。


00:25 | イラク戦争 | comments (4) | trackback (-) | page top↑
Sun.

リバーの安否

 イラク人女性リバーベンドが運営するブログ「バグダッド・バーニング」は、占領下のイラクで生きる一女性市民の目から、占領下の生活・習慣・政治的発言などを描いている。その文は文学的とまで言われ、ブログ記事を纏めた書籍が英国ユリシーズ賞3位に入選した。このブログが6月10日以降、更新が止まったままになっている。もう2週間以上も更新がされていない。記憶する限りではこんなことはなかったはずだ。

 URUKNEWSによれば、バグダッドでは---

6月13日、ブッシュ大統領がイラクを電撃訪問(大掃討作戦のため極秘入国)し、その後、バグダッドでの米軍・イラク軍・民兵・警察ら約40,000人による大規模掃討作戦が開始された(内実は、米軍に付き従うシーア派至上主義民兵によるスンニ派掃討、略奪目的もあると言われる)。

◆米軍攻勢に際し、スンニ派地域で電話、インターネット遮断
US shuts down telephone, internet communications in Sunni areas as American offensive throughout Iraq gets underway
 米占領軍は電話回線と携帯の双方とも全電話サービスを遮断し、バグダッドのスンニ派地域のすべてでインターネット・コミュニケーションを妨害した--イスラム・メモが13日夜9時45分の速報で伝えた。
 イスラム・メモ通信員のレポートによると、米占領軍は午後9時から翌朝午前6時までの夜間外出禁止令を発令し、夜と早朝の祈りでもスンニ派住民が家にとどまり、モスクに行かせないようにした。
 夜間外出が禁止されているあいだ、米軍とイラク軍の兵士およびシーア派民兵による攻勢が実行されると、大量の軍用車両がアミリヤ、アザミヤ、ガザリヤ、マンスール、ジハード、シャブ、サリハその他のスンニ派居住地域になだれ込んできた。
 バグダッド駐在のイスラム・メモ通信員は、首都のスンニ派住民は13日から14日にかけての夜間に実行された攻勢にシーア派民兵が参加することも想定し、大量拘束から殺害にいたるまでの無差別攻撃に備えたとレポートした。
 イスラム・メモは今後数日は夜間のできごとについて報道が遅れるかもしれないと断りを述べた。なぜなら、米軍に後押しされた宗派至上主義者の政権が極度の鎮圧作戦というからには、イスラム・メモの通信員が拘束されると死以外の結末はありえないことを意味している。



◆兵力4万人の投入準備完了、「攻撃の日」が始まる
“The Day of Slaughter” to begin as puppet regime announces 40,000 troops ready to purge Sunni areas
 イスラム・メモは13日午後3時40分(メッカ時間)の速報で次のように伝えた--アメリカの作ったイラク傀儡(かいらい)政権は、数万人規模の傀儡軍兵士と傀儡警察、米軍兵士をアンバル州、サマッラ、バクーバ、モスル、キルクーク、マダイン、ラティフィヤ、ヒッラの各地に投入することを含め、大規模な軍事作戦を始めると発表した。関係者はやがて実行されるこの作戦を「攻撃の日」と呼んでいる。
 イスラム・メモ通信員のレポートによると、傀儡のマリキ首相が発表した声明は、この無差別拘束と鎮圧作戦の目的は「テロリストを引きづりだし、活動を遮断し、彼らを見つけ出して拘束するか中立化させる」ことだと述べた。「テロリスト」というのは、米国が承認した傀儡首相がイラク・レジスタンスを指して言った言葉である。
 傀儡イラク軍第6師団の関係者はイスラム・メモの取材に、この作戦はバグダッド市内のアミリヤ地区、ガザリヤ地区、マンスール地区、アザミヤ地区、ドーラ地区、サリハ地区、ジハード地区、シャブ地区の民家に対する急襲・捜索を含むものになると述べた。
 傀儡軍関係者は、イラクのスンニ派教徒は傀儡政権が実行を公式に述べた大規模掃討作戦におびえていると話した。一般市民に対するこの大規模攻勢に参加する傀儡部隊には、スンニ派に対する無差別拷問・殺害でよく知られるようになったバドル旅団のような親米シーア派の宗派至上主義民兵も参加すると報じられたため、イラクのスンニ派教徒は特に関心を強めている。
 アルジャジーラ衛星テレビは傀儡イラク軍のアブダル・アジズ・ムハンマド少将の話として、4万人以上の米軍兵士と傀儡軍兵士が14日にイラク国民に対する大規模な攻勢に着手すると報じた。同少将はこの攻勢には装甲付きの兵員輸送車と戦車が投入され、「容疑者」の居場所は諜報部隊からの情報に依拠することになると話した。
 少将によると、占領に対するレジスタンスのような「緊張」がある地域に「秩序をうち立てる」ための「戦略的な計画」なので、大規模な鎮圧作戦の結末に日限は設定されてないという。アルジャジーラによると、この計画は「明らかに米軍指揮官によって描かれた」ものだという。
 掃討作戦による最悪の事態を招かないための必死の試みとして、攻撃目標にあげられた地域では主だちとスンニ派の宗教指導者が、3人以上の子どもを持つ家族に対して、全家族が連行されて消されることがないよう、子どもたちを親類の家に分散させるように呼びかけた。

(以下「牧村しのぶのブログ」より
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆ヒート: 米軍がラマディ避難民のキャンプを襲撃
US occupation troops attacked refugee camps in Hit

 イスラム・メモは20日午後5時40分(メッカ時間)の速報で、米軍の大規模攻撃を予想して数日前からラマディ住民が避難していたヒート市にある難民キャンプを米占領軍が襲撃した、と伝えた。
 イスラム・メモのヒート通信員は、現地時間で20日午後3時、米軍の大部隊がヒートにある学校(複数)を攻撃したとレポートした。学校にはラマディからきたイラク人男女と子ども200人が一時的に避難していた。米軍はまた古い行政庁舎も攻撃したが、ここにも避難民が米軍の蛮行から逃げられると期待して移動してきていた。
 米兵は避難民の所持品を捜索し、難民たちがやっとのことでヒートまで運んできたわずかな所持品を壊した。
 同通信員は米軍が「人民するためだけ」に多くの避難民を連行していったとレポートした。
 イスラム・メモの独占インタビューに対して、ヒート市当局のムハンマド・アル・ヒタウィは、避難民家族を助けるためのイラク赤新月社の車列さえも米軍が運行を阻止したと語った。ヒタウィの話では、赤新月社は医薬品と食料を運んできたが、避難民家族はそのような物資が不足して絶望の渕に立たされているのに、米占領軍が支援物資を届けるのを阻んだという。



●バグダッド Baghdad

◆治安部隊により拷問・殺人された遺体5体発見
Five more bodies tortured and murdered by puppet “Shock Troops” found

 バグダッドのシューラ地区で拷問・殺害されたスンニ派の若者の新たな遺体5体をイラク警察が発見した--イスラム・メモが20日午後7時50分の速報で伝えた。
 イスラム・メモ通信員は医療会計者の話として、バブ・アル・ムアザムにある法医学病院が5人の死体を受けとり、遺体のさまざまな部分に野蛮な拷問のあとがあったとレポートした。全員が頭を撃たれていた。
 その情報提供者は、遺体はスンニ派の若者であり、サリフ地区の自宅から内務省の治安部隊マガウィルによって6月16日に連行された者たちだと説明した。遺体は世紀に殴られたあとがあり、彼らの指の爪はペンチで引き抜かれていた。レポートは若者たちが朝殺されたと思われると示唆していた。



◆治安部隊とシーア派民兵がスンニ派住民を大量拘束
Security forces, Shi‘i sectarian militias make mass arrests in Sunni neighborhoods

 バグダッドのカジミヤ地区内のドバトとアンバリインのバグダッド地区において、内務省の治安部隊マガウィルがスンニ派の若者に対する大量拘束作戦を展開した--イスラム・メモが20日午後2時15分の速報で伝えた。
 イスラム・メモのバグダッド通信員は地元住民の話として、シーア派民兵を引連れて、内務省所有の小型トラック10台が20日朝にアンバリインとドバトを襲撃したとレポートした。彼らは約40人の地元住民を拘束し、彼らを連れ去った。
 現地の目撃者たちは、傀儡軍と民兵は襲撃・連行をしただけでなく、その機会に乗じて民家で泥棒し、現金と金のブレスレットを盗んだと話した。
 家族を連行された地元住民はイスラム・メモ通信員に、治安部隊とシーア派民兵に拉致された者は、通常、数日内に拷問で殺されて遺体となって発見されることから、連行された親類のために追悼式を準備していると語った。


●サラハッディン州 Salah ad-Din Province

◆米軍がサマッラ南の村を襲撃、強奪と爆破、50人連行
Americans raid village south of Samarra’,
ransacking, blowing up houses, arresting 50 villagers

 サマッラ(バグダッド北方1120キロ)の17キロのサイダウィヤ村の住民50人が20日明け方に米軍に拘束された--イスラム・メモが20日昼12時5分の速報で伝えた。
 イスラム・メモのサマッラ通信員は地元住民の話として、20日夜明け前の午前4時(現地時間)、米軍ヘリが彼らの村に着陸したとレポートした。米兵が現れると民家と庭園を襲い、獰猛(どうもう)な警察犬まで使って男女と子どもを脅した。米軍は民家を荒らしまわっては爆破した。15歳から50歳までの50人の村人が拘束された。
 イスラム・メモ通信員は、米兵が20日午前11時になってもまだ村内をうろついていたとレポートした。



●ディヤラ州 Diyala Province

◆バクーバ近郊に米軍が空襲、市民13人を殺害
American air raid near Ba‘qubah kills 13 civilians

 19日夜、米軍機がバグダッド北東65キロのバクーバ市近郊ダリ・アッバス地区の民家を攻撃した--イスラム・メモが20日午後12時39人の速報で伝えた。
 イスラム・メモのバクーバ通信員はイスマト・アブダル・アル・カディル・アル・バヤチ医師の話として、米軍空襲は13人を殺し、その中には2人の子どもと3人の女性が含まれているとレポートした。
 傀儡の合同調整センターが発表した声明によると、米占領軍は「テロリストの巣」を狙ったと主張したが、それ以上の詳細は明かさなかった。
 その日遅く、占領下のイラクではスンニ派最高の宗教権威であるイスラム法学者協会は、民家への爆撃で始まり空挺部隊も投入した米軍の攻撃を非難した。米軍は一般市民13人を殺害し、10歳の少年を含む4人の負傷者を誘拐した。
 法学者協会は、攻撃してきた米兵たちは「英雄的な軍事行動」を祝って酒を飲んでいると非難した。米軍はこの行動は「自由と民主主義を広め人権を守る」任務の一環だと発表した。







 リバーベンドもバグダッドに住んでいる。
 そして、
 彼女のこれまでの日記から彼女はスンニ派だと言われている。


--------------------------------

「イラク人にとっての新しい日」がイラク操り人形政府やアメリカ人たちのもっぱらの話題だ。たとえば2003年4月9日[訳注:バグダード陥落]の「イラク人にとっての新しい日」のように。そして彼らがウダイやクサイ[訳注:サッダーム・フセインの息子たち]を殺したときの「イラク人にとっての新しい日」。もうひとつの「イラク人にとっての新しい日」は、サッダームを捕まえた時。それから憲法草案を作った時の「新しい日」...なんだか知能テストの中にある質問みたいに思えてきたわ。もし「新しい」が「さらなる」という意味で、それから、「日」が「苦しみ」と同じに置き換えられるとしたら、「イラク人にとっての新しい日」ってどういう意味になる?

わたしはどう思っているかって?ザルカウィーのくそったれだわ(ブッシュの呼び方だとザイルカウィね)。彼はアメリカが作ったもので、彼らと一緒に来たのよ。そしてあきらかにもう利用価値がなくなったってわけ。彼の力は大きく誇張されて、軍隊や警官隊によって家族が殺されるのには、どれもこれもことごとく彼が言い訳に使われたわ。最初は大量破壊兵器、次はサッダーム、そして次はザルカウィーだった。今度は誰?イラク人拘束や殺害のために、誰が新しい言い訳に使われることになるの?それとも、もう言い訳なんか必要なくて、彼らはどんなことでもし放題ってことかしら。数か月前のハディッサでの虐殺がそのことを証明しているわ。「やつらにはもうザルカウィーは要らんのだ。」近所のお年寄りは手でハエを追い払うようにそのニュースを一蹴した。「ザルカウィーなんて政府はいくらでも持ってるさ。」

さてザルカウィーは死んだ。ブッシュとわれらがイラク操り人形たちのいうところによれば、イラクのひどい惨状は背後に彼がいたことが原因だったんだから、ものごとは良くなっていくはず、そうよね?自動車爆弾は少なくなるはずだし、民族浄化は終わり、軍隊に攻撃されたり包囲されたりすることはなくなっていく...それが私たちに約束されたことなのよね?いいことだわ。じゃあ、内務省の殺し屋軍団と銃をぶっぱなすのが大好きな外国軍隊をなくすには、一体誰が殺されればいいのかしらね?

午前0時47分 リバー
--------------------------------


I'll meet you 'round the bend my friend, where hearts can heal and souls can mend...

友よ、私の心が失われあなたさえ見分けることができなくなったら、どうか私を偉大な文明をはぐくんだ、チグリス・ユーフラテスの胸元に連れて行って欲しい。そこで私は心を癒し、魂を再生させるでしょう。

 これが彼女の最後の言葉にならないことを心から祈る。
20:11 | イラク戦争 | comments (3) | trackback (-) | page top↑
Sat.

「ワタダ中尉、手続なく拘束 外部との接触断たれる」

 イラク戦争従軍を公に拒否した最初の日系人将校アーレン=ワタダ中尉が6月22日拘束された。ワタダ中尉は現在、弁護士以外の民間人との接触を禁じられている。

--------------------------------

ワタダ中尉は不法なイラク行きの命令を拒否 告訴されないままの拘禁下で

2006年6月22日
フォートルイス.ワシントン(2006年6月22日)

アーレン・K・ワタダ米陸軍中尉は、今朝早く6月22日の午前2時にワシントン州のフォート・ルイスに出勤し、イラクへ飛ぶ準備のために隣接するマッコード空軍基地への移動命令を拒絶した。ワタダ中尉は、イラクに対する戦争と占領は違法であり、したがってその戦争に参加することも違法である、と確信している。この時、彼は基地内に身体を拘束され、民間人との接触を禁じられた。

ワタダ中尉の弁護士エリック・ザイツ氏は、「今朝、ワタダ中尉は何らの法的措置や適正手続きなしに、基地に拘禁されている。ワタダ中尉に完全な発言禁止を命じたことで、軍当局の最大の関心事が不法なイラク戦争に反対するワタダ中尉の発言を封じることにあることが明らかになった。私たちはこのようなその正当性が極めて疑わしく、不適切な制限に直ちに異議を唱えるつもりだ」と語りました。ザイツ氏はワタダ中尉との接触を許されている唯一の民間人だ。

ワタダ中尉は将校としては初めてイラク戦争への派遣を公式に拒否した。今なお続くイラクに対する戦争と占領への参加を拒否することで、ますますその数を増しているイラクでのアメリカ合州国の行動全体に反対の立場を表明した高級将校、陸軍士官学校卒業者、現に兵役にある者また過去に兵役についた者たちの仲間に、ワタダ中尉が加わったのだ。ワタダ中尉の派遣拒否は、戦争に関連した犯罪に加わったとして下級兵士に科された一連の告発、昨日の計画殺人にかかわる9人の海兵隊員の起訴、イラクのハディーサでの大量虐殺の起訴、アブ・グレイブ刑務所関連の有罪判決-に触発されてなされたものだ。

ワタダ中尉は、イラク戦争・占領への参加拒否によって軍法会議にかけられようとしているが、イラク戦争・占領が違法であることを根拠に抗弁するつもりだ。ワタダ中尉は28歳、ハワイ州ホノルルで生まれ育ち、同所で陸軍に入隊、2006年12月3日除隊予定の3年間陸軍士官として従軍の義務を負っていた。ワタダ中尉は2006年1月フォート・ルイスに配属されたが、その際初めて職を辞するよう求められた。理由は中尉が「私はイラクで続けられている戦争に、この戦争を遂行するために用いられた欺瞞に、わが国の文民の指導体制のあらゆる側面にはびこる無法に、心底から反対するものです」と述べたからだった。

6月27日、ワタダ中尉を支援する全国行動日が、ウェブサイト.ThankYouLt.org の主催で米国の数十都市において行われる。
その中には以下の諸都市が含まれている:ワシントン州、フォート・ルイス;ワシントン州、トコマ;ハワイ州、ホノルル;ノースカロライナ州、シャーロット;オハイオ州、クリーブランド;ペンシルベニア州、ハリスバーグ;カリフォルニア州、サンフランシスコ;オクラホマ州、オクラホマシティー;ジョージア州、アトランタ;オレゴン州、コーバリス;オレゴン州、メドフォード;ニューヨーク州、ニューヨーク市;ペンシルベニア州、ピッツバーグ。


ワタダ中尉の母親キャロリン・ホーさんは子息を支援するためにホノルルから空路到着し、「息子がイラクへの派遣を忌避す決意を固めたのは熟慮の結果です。祖国愛からの行動です。全てのアメリカ人、軍務に服する男女に対して、恐怖心から沈黙を守る、そんな必要はない、一国の壊滅と、無数の罪の無い成人男女子どもの殺戮を止めるという、歴史の流れを変える力を皆さんは持っているのだ、と皆さんに語りかけているのです。盲目的に命令に従うことは今や採ってはならない選択なのだということをはっきり言い切っているメッセージなのです。わが子ワタダ中尉の姿勢は明白です。最後まで頑張るでしょう。どうかこの取り組みに息子とともに加わってください」と、今日語った。

「軍人家族は発言する」(訳注:軍人家族でイラク戦争に反対し発言している人々の会)のジュディー・リネハンは、「アーレン・ワタダ中尉の所属するストライカー旅団の初めての派遣でイラクに行った一人の将校の母であるので、私は戦争が如何に人の命を犠牲にするか身をもってわかっています。武装を解かれた国に対するこの違法な戦争と占領を何のとがめもなく遂行して国際法をないがしろにした一人の総司令官に逆らうワタダ中尉に連帯する立場に私は立っています。中尉の静謐な決意とわが国政府がでっち上げたウソの数々に面と向かっての真実追求は、法の支配に信を置く世界に希望をもたらします。ワタダ中尉、勇気ある態度をありがとう。」



--------------------------------

 米国国防省の発表に寄れば、2005年9月までの4年間に、基地を脱走した陸軍兵士は1万5314人だという。カナダへ亡命した兵士も多いが、カナダは亡命を拒否し、軍事裁判では有罪判決が続発しているらしい。
 現在、アメリカではベトナム戦争時代とは違い、徴兵制度は採用していない。そのため、良心的兵役拒否が認められるためのハードルは極めて高いと言われている。
 しかし、現在米国兵士は、その多くが貧しい家庭に生まれている。米国における経済格差は日本の比ではない。貧しい家庭に生まれ、家計を助けるため、また、イラク戦争のような不法な戦争に従軍することまで考えず、入隊した人も多い(ちなみに、イラクに従軍した兵士は手当として特別危険手当と家族手当として月額250~475ドル(5万円程度)を一時的に支給されたが、それも廃止されている。)
。格差による貧しさから20代のまだ未熟な若者たちが入隊し、女性も子どもも見境なしに虐殺する戦場へ送られていくのだ。
children.jpgmortar20attack20in20the20western20part20Falluja,20November2018,202004_jpg.jpgcrime24_jpg.jpgWPN1_jpg.jpg


 ワタダ中尉は、カナダでの亡命受け入れが拒否されている中、米国内からのバッシング、軍内部での迫害・軍事裁判という様々なリスクを背負いながら、不法な戦争に公に反対した。彼のメッセージは、不法な戦争による虐殺からアメリカ人の全て・自分の信じる自由の国を救うため私たちを含めた世界中の人たちに対して救いを求めているように感じる。

----以下 原文-------
続きを読む
22:26 | イラク戦争 | comments (5) | trackback (-) | page top↑
Fri.

「飛行場は非戦闘地域だ」(額賀長官)

 バグダッドは非戦闘地域なのか?
       ↓
額賀長官「飛行場は非戦闘地域だ

...........だそうだ。

空自撤収も「治安・多国籍軍・復興」で判断 安倍長官
朝日 2006年06月22日18時46分

 安倍官房長官は22日、陸上自衛隊の撤収後にイラクで活動を拡大する航空自衛隊の撤収時期について「治安状況、多国籍軍の取り組みの状況、復興の状況などを適切に判断して決めていきたい」と述べた。陸自の撤収条件だった4条件のうち、「政治プロセスの進展」を除く3条件を空自にあてはめる考えを示したものだ。衆院イラク復興支援特別委員会の閉会中審査で山井和則氏(民主)の質問に答えた。

 額賀防衛庁長官は同委員会で空自の活動範囲となるバグダッドについて「地域全体が戦闘地域か非戦闘地域か区別しているわけではない」としながらも「飛行場は非戦闘地域だ」と述べ、空港への乗り入れに法的問題はないとの認識を示した。


          ※ 安部発言としていましたが額賀氏でした。
02:19 | イラク戦争 | comments (12) | trackback (-) | page top↑
Wed.

【討論】 陸自イラク撤収について

 6/20 「自衛隊撤収...じゃなくて拡大」の記事について、議論できそうなコメントをいただきました。ありがとうございます。こういう一つのテーマを違う考え方で理性的に話し合ってみたいというのが私の願望でもありました(理性的にですよ)。罵愚さん、お時間があればまたご意見いただけると嬉しいです。私が気づいていないきっと重要な視点も見つかるはずと本気で私は思っています。

いただいたご意見は、
>きれいな水は平和と友好の象徴になると思う。サマワ周辺の地域では、自衛隊の給水活動の前後では乳幼児の死亡率が劇的に改善されたという。
 あなたには、おもしろくないニュースですか?
>理屈抜きの反対、なにがなんでも反対ですか?
というものです。
 私の意見は以下にお書きします(長くて申し訳ない><)。
            
続きを読む
19:56 | イラク戦争 | comments (2) | trackback (-) | page top↑
Wed.

自衛隊撤収...じゃなくて拡大

 2006/6/20、根拠もない大量虐殺であるイラク戦争から陸上自衛隊が撤収することが決定された。給水作業が中心なのよと、混乱するイラクの市民に水を配給するという人道的支援のために陸上自衛隊はイラクへ向かったはずだった。しかし、実際にはその水は自分たちと多国籍軍でその大部分を消費している。誰も、そんな理由で戦地へ向かったのでないことはもう誰でも知っている。自衛隊員が悪いなどとは全く思わないが、無法な戦争を勇気を持って拒否した日系米軍兵士ワタダ中尉のような人は一人もいなかったのだろうか。

 「陸上自衛隊撤収」、これは読んで字のごとく陸上自衛隊のみの撤収だ。今もイラクには、空自、海自は依然として戦争行為を続行している。6月14日から始まったバグダッドでの400万人以上を擁した一大殲滅作戦,現在ラマディで行われている大虐殺(明らかな民間人ですら見境無く撃ち殺すシーンがURUKNEWSに画像で残されている)は今も続いている。「イラクのアンネ」バグダッドバーニングのリバーベンドの日記は6月10日のまま更新されていない。
 このような時期に空自も海自も撤収するわけはない。そんなことアメリカが許すわけがないからだ。

 そして、自民・公明政府は撤収するどころか、さらに傷を深くしたいようだ。

空自の活動範囲拡大/額賀氏、イラク陸自撤退後

秋田魁新報社 2006.6.20

 額賀福志郎防衛庁長官は20日午後、防衛庁で記者会見し、イラク南部サマワの陸上自衛隊撤退後の支援について、現在はサマワ近郊のタリル空港とクウェート間の輸送業務に当たっている航空自衛隊の活動範囲を拡大した上、国連や米国など多国籍軍の輸送支援に乗り出すことを表明した。

 額賀氏は「国連、米国などの支援要請に応えていく。バグダッドや北部アルビルへの輸送が可能と考えている」と強調。活動範囲拡大に伴い、多国籍軍などとの連絡調整、情報収集に当たる空自の「バグダッド連絡班」を編成し、クウェートを拠点とする空自要員も約10人増員する方向だ。

01:53 | イラク戦争 | comments (5) | trackback (-) | page top↑
Sun.

良心的兵役拒否 ~アーレン・ワタダ中尉

「侵略に値することをしてもいない国民に対する不法で不道徳な戦争に加担することを、私は拒否する」

 イラク派遣任務を公然と拒否する最初の米軍将校となった米陸軍のワタダ中尉は、彼の決断を支援するウェブサイトに考えを表明した。「私は戦友のためにイラクに行きたい。しかし最善の道は砲弾を注いだりさらなる死と破壊を引き起こすのを助けることではない。最善の道はこの戦争に反対し終わらせることであり、そうすれば全兵士も帰還することができる」と。

 http://www.thankyoult.org/

 Thankyoultは、中尉(Lt =Lieutenant)ありがとう、という意味であり、サイトのタイトルも、「不法な戦争に抵抗してくれて、ワタダ中尉ありがとう」と書かれている。
 中尉が所属する第2歩兵師団第3旅団は、さる2日、イラク派遣の儀式を催したばかりで、2度目のイラク派遣の準備に今月中にもとりかかることになっている。
 カリフォルニアに本拠を置く反戦団体<われわれの名を語るなNot In OurName>のジェフ・パターソンは、この将校から6ヶ月前に電子メールを受けとり、公然と派遣を拒否すれば支援してくれるかと尋ねられた。その後の数ヶ月、2人は電子メールで意見を交わしてきたが、最近、パターソンは中尉から支援を集めてほしいと要請されたという。

06/6/7URUKNEWS

         以下、アーレン・ワタダ中尉の声明


声明
アーレン・ワタダ中尉
2006年6月7日

家族、友人、信仰心篤い地域のみなさん、マスコミのみなさん、そしてすべてのアメリカ人同胞のみなさん。本日はおこしいただき、ありがとうございます。

私はアーレン・ワタダと申します。アメリカ合衆国陸軍中尉であり、3年間服務しています。

合衆国陸軍の将校として、重大な不正義に対して声を上げることは自分の義務であると考えます。私の道徳と法的義務は、憲法に対するものであり、無法な命令を下す者に対して負うものではありません。きょう私がみなさんの前に立つのは、兵士たち、アメリカの民衆、そして声を上げることもできない罪なきイラクの人たちのために何かを行い、彼らを守ることは私の任務だと考えるからです。

米国軍隊の将校として、イラク戦争は道義的に過ちであるばかりでなく、合衆国の法をも手荒く侵害する行為であるという結論に達しました。私は抗議のために退役しようと試みましたが、にもかかわらずこの明白に違法な戦争に加わることを強制されています。違法行為に参加するようにという命令は、間違いなくそれ自身が違法です。
私は、名誉と品性を重んじる将校として、この命令を拒否しなければなりません。

イラク戦争は、抑制と均衡というわが国の民主的システムを侵害しています。この戦争は、憲法の規定によってアメリカの国内法と同等とされる国際条約や国際的慣習に違反しています。ほとんど満足な説明もなされていないイラク民衆への大量殺戮と残虐行為は、道徳的に重大な誤りであるにとどまらず、陸上戦に関する軍事法そのものの違反行為でもあります。この戦争に参加すれば、私自身が戦争犯罪の片棒を担ぐことになるでしょう。

平常であれば、軍隊にいる人間も、自分の思うことを話し、自分の利益になるよう行動することは許されます。そうした時代は終わってしまいました。私は上官に対して、われわれの行動の意味するところを大局に立って判断するよう求めました。しかし、まっとうな回答は得られそうにありません。私は将校に就任するとき、アメリカの法と民衆を守ることを宣誓しました。違法な戦争に参加せよとの違法な命令を拒むことにより、私はその宣誓に従います。

ありがとうございます。
military-250.jpg

続きを読む
01:28 | イラク戦争 | comments (3) | trackback (-) | page top↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。