--.

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- | スポンサー広告 | comment (-) | trackback (-) | page top↑
Sat.

「ワタダ中尉、手続なく拘束 外部との接触断たれる」

 イラク戦争従軍を公に拒否した最初の日系人将校アーレン=ワタダ中尉が6月22日拘束された。ワタダ中尉は現在、弁護士以外の民間人との接触を禁じられている。

--------------------------------

ワタダ中尉は不法なイラク行きの命令を拒否 告訴されないままの拘禁下で

2006年6月22日
フォートルイス.ワシントン(2006年6月22日)

アーレン・K・ワタダ米陸軍中尉は、今朝早く6月22日の午前2時にワシントン州のフォート・ルイスに出勤し、イラクへ飛ぶ準備のために隣接するマッコード空軍基地への移動命令を拒絶した。ワタダ中尉は、イラクに対する戦争と占領は違法であり、したがってその戦争に参加することも違法である、と確信している。この時、彼は基地内に身体を拘束され、民間人との接触を禁じられた。

ワタダ中尉の弁護士エリック・ザイツ氏は、「今朝、ワタダ中尉は何らの法的措置や適正手続きなしに、基地に拘禁されている。ワタダ中尉に完全な発言禁止を命じたことで、軍当局の最大の関心事が不法なイラク戦争に反対するワタダ中尉の発言を封じることにあることが明らかになった。私たちはこのようなその正当性が極めて疑わしく、不適切な制限に直ちに異議を唱えるつもりだ」と語りました。ザイツ氏はワタダ中尉との接触を許されている唯一の民間人だ。

ワタダ中尉は将校としては初めてイラク戦争への派遣を公式に拒否した。今なお続くイラクに対する戦争と占領への参加を拒否することで、ますますその数を増しているイラクでのアメリカ合州国の行動全体に反対の立場を表明した高級将校、陸軍士官学校卒業者、現に兵役にある者また過去に兵役についた者たちの仲間に、ワタダ中尉が加わったのだ。ワタダ中尉の派遣拒否は、戦争に関連した犯罪に加わったとして下級兵士に科された一連の告発、昨日の計画殺人にかかわる9人の海兵隊員の起訴、イラクのハディーサでの大量虐殺の起訴、アブ・グレイブ刑務所関連の有罪判決-に触発されてなされたものだ。

ワタダ中尉は、イラク戦争・占領への参加拒否によって軍法会議にかけられようとしているが、イラク戦争・占領が違法であることを根拠に抗弁するつもりだ。ワタダ中尉は28歳、ハワイ州ホノルルで生まれ育ち、同所で陸軍に入隊、2006年12月3日除隊予定の3年間陸軍士官として従軍の義務を負っていた。ワタダ中尉は2006年1月フォート・ルイスに配属されたが、その際初めて職を辞するよう求められた。理由は中尉が「私はイラクで続けられている戦争に、この戦争を遂行するために用いられた欺瞞に、わが国の文民の指導体制のあらゆる側面にはびこる無法に、心底から反対するものです」と述べたからだった。

6月27日、ワタダ中尉を支援する全国行動日が、ウェブサイト.ThankYouLt.org の主催で米国の数十都市において行われる。
その中には以下の諸都市が含まれている:ワシントン州、フォート・ルイス;ワシントン州、トコマ;ハワイ州、ホノルル;ノースカロライナ州、シャーロット;オハイオ州、クリーブランド;ペンシルベニア州、ハリスバーグ;カリフォルニア州、サンフランシスコ;オクラホマ州、オクラホマシティー;ジョージア州、アトランタ;オレゴン州、コーバリス;オレゴン州、メドフォード;ニューヨーク州、ニューヨーク市;ペンシルベニア州、ピッツバーグ。


ワタダ中尉の母親キャロリン・ホーさんは子息を支援するためにホノルルから空路到着し、「息子がイラクへの派遣を忌避す決意を固めたのは熟慮の結果です。祖国愛からの行動です。全てのアメリカ人、軍務に服する男女に対して、恐怖心から沈黙を守る、そんな必要はない、一国の壊滅と、無数の罪の無い成人男女子どもの殺戮を止めるという、歴史の流れを変える力を皆さんは持っているのだ、と皆さんに語りかけているのです。盲目的に命令に従うことは今や採ってはならない選択なのだということをはっきり言い切っているメッセージなのです。わが子ワタダ中尉の姿勢は明白です。最後まで頑張るでしょう。どうかこの取り組みに息子とともに加わってください」と、今日語った。

「軍人家族は発言する」(訳注:軍人家族でイラク戦争に反対し発言している人々の会)のジュディー・リネハンは、「アーレン・ワタダ中尉の所属するストライカー旅団の初めての派遣でイラクに行った一人の将校の母であるので、私は戦争が如何に人の命を犠牲にするか身をもってわかっています。武装を解かれた国に対するこの違法な戦争と占領を何のとがめもなく遂行して国際法をないがしろにした一人の総司令官に逆らうワタダ中尉に連帯する立場に私は立っています。中尉の静謐な決意とわが国政府がでっち上げたウソの数々に面と向かっての真実追求は、法の支配に信を置く世界に希望をもたらします。ワタダ中尉、勇気ある態度をありがとう。」



--------------------------------

 米国国防省の発表に寄れば、2005年9月までの4年間に、基地を脱走した陸軍兵士は1万5314人だという。カナダへ亡命した兵士も多いが、カナダは亡命を拒否し、軍事裁判では有罪判決が続発しているらしい。
 現在、アメリカではベトナム戦争時代とは違い、徴兵制度は採用していない。そのため、良心的兵役拒否が認められるためのハードルは極めて高いと言われている。
 しかし、現在米国兵士は、その多くが貧しい家庭に生まれている。米国における経済格差は日本の比ではない。貧しい家庭に生まれ、家計を助けるため、また、イラク戦争のような不法な戦争に従軍することまで考えず、入隊した人も多い(ちなみに、イラクに従軍した兵士は手当として特別危険手当と家族手当として月額250~475ドル(5万円程度)を一時的に支給されたが、それも廃止されている。)
。格差による貧しさから20代のまだ未熟な若者たちが入隊し、女性も子どもも見境なしに虐殺する戦場へ送られていくのだ。
children.jpgmortar20attack20in20the20western20part20Falluja,20November2018,202004_jpg.jpgcrime24_jpg.jpgWPN1_jpg.jpg


 ワタダ中尉は、カナダでの亡命受け入れが拒否されている中、米国内からのバッシング、軍内部での迫害・軍事裁判という様々なリスクを背負いながら、不法な戦争に公に反対した。彼のメッセージは、不法な戦争による虐殺からアメリカ人の全て・自分の信じる自由の国を救うため私たちを含めた世界中の人たちに対して救いを求めているように感じる。

----以下 原文-------
Lt. Ehren Watada fulfills pledge to refuse illegal Iraq deployment; Under confinement without charge

Fort Lewis, Washington (June 22, 2006) - U.S. Army First Lieutenant Ehren K. Watada reported to duty at 2:00 a.m. early this morning, Thursday, June 22nd and refused orders to move to the adjacent McChord Air Force Base to prepare to fly to Iraq. Lt. Watada believes that the war and occupation in Iraq are illegal, and thus participation in the war is also illegal. At this time he has been restricted to base and has been ordered to have no communication with non-military personnel.

Lt. Watada’s attorney Eric Seitz said, “This morning Lt. Watada has been restricted to base without any actual charges or proper process. By placing a complete gag order on Lt. Watada, the military has again shown that their first concern is silencing Lt. Watada's speech in opposition to the illegal war in Iraq. We will immediately challenge these highly questionable and improper restrictions." Mr. Seitz is currently the only non-military person authorized to have any contact with Lt. Watada.

Lt. Watada is the first commissioned officer to publicly refuse deployment to the war in Iraq. By refusing to participate in the on-going Iraq war and occupation, Lt. Watada joins a growing number of high ranking military officers, West Point graduates, and current and former members of the armed services who have expressed their opposition to the actions of the United States in Iraq. Lieutenant Watada’s refusal comes in the wake of a series of charges and convictions against lower ranking soldiers for participation in war-related crimes: 9 Marines charged with premeditated murder yesterday, charges of a massacre in Haditha, Iraq and convictions at Abu Ghraib Prison.

Lt. Watada faces possible court-martial charges for refusing to participate in the Iraq war and occupation and intends to defend himself based on the illegality of the Iraq war and occupation. Lt. Watada, age 28, was born and raised in Honolulu, Hawaii where he enlisted in the Army and was obligated to serve on active duty as an Army officer for a term of three years concluding on December 3, 2006. Lt. Watada was stationed at Ft. Lewis in January 2006, when he first asked to resign his commission because as he stated, "I am whole-heartedly opposed to the continued war in Iraq, the deception used to wage this war, and the lawlessness that has pervaded every aspect of our civilian leadership."

On June 27, a national day of action in support of Lt. Watada and coordinated through the website www.ThankYouLt.org will take place in dozens of US cities, including: Ft. Lewis, WA; Tacoma, WA; Honolulu, HI; Charlotte, NC; Cleveland, OH; Harrisburg, PA; San Francisco, CA; Oklahoma City, OK; Atlanta, GA; Corvallis, OR; Medford, OR; New York City, NY; and Pittsburgh, PA.

Lt. Watada’s mother, Carolyn Ho, who flew in from Honolulu, Hawaii to support her son, said today, “My son’s decision to refrain from deploying to Iraq comes through much soul searching. It is an act of patriotism. It is a statement to all Americans, to men and women in uniform, that they need not remain silent out of fear, that that they have the power to turn the tide of history: to stop the destruction of a country and the killing of untold numbers of innocent men, women, and children. It is a message that states unequivocally that blindly following orders is no longer an option. My son, Lt. Watada’s stance is clear. He will stay the course. I urge you to join him in this effort.”

Judy Linehan, of Military Families Speak Out said, “As the mother of an officer who deployed to Iraq with Lt Ehren Watada’s Stryker Brigade in their first mission, I know the human cost of war intimately. I stand in solidarity with Lt Watada as he breaks ranks with a Commander-in-Chief who has flouted international law with impunity in the prosecution of this illegal war and occupation of an unarmed country. The lieutenant’s quiet resolve and quest for truth facing into our government’s fabricated deceptions carry hope to a world that trusts in the rule of law. Thank you, Lt Watada, for your courageous stand.”

【参考】
●「抵抗する勇気(1)~(2)」ワタダ中尉へのインタビュー
●大学に合格したものの学費がなく、仕方なく軍隊に入った女性兵士の従軍拒否事例
●米国・韓国で従軍に拒否する人たち
スポンサーサイト
22:26 | イラク戦争 | comments (5) | trackback (-) | page top↑
危なくなったら直ぐ解雇(ジョージ・ブッシュ?) | top | 「飛行場は非戦闘地域だ」(額賀長官)

Comments

#
「自由の国・アメリカ」なんてホント嘘っぱちですね。殺戮・侵略の国です。そのアメリカに忠犬の如く付き従っている日本はこれからどうなってゆくのでしょうか。自衛隊の職務が拡大されますます危険な地域に派遣されています。理由なき侵略戦争は即刻止めるべきです。ワタダ中尉の勇気と熟考を我々も見習うべきです。
by: 月のひかり | 2006/06/25 10:38 | URL [編集] | page top↑
#
こんにちわ月のひかりさん。
今のブッシュアメリカは私も好きじゃありません。もちろん、ハワイ、朝鮮戦争、ベトナム戦争、キューバ、ニカラグア、ソマリアetcアメリカの戦争は嫌いです。実質は「国益」のための侵略戦争だから。
 しかし、ワタダ中尉もアメリカ人です。素晴らしいアメリカ人もいる。彼らは「自由の国」という理想に誇りを持ち、それを実現しようとしているのだと思います。それをきちゃない人たちが利権と偏った思想(宗教)で歪めているのだと思います。「反米」などという「国」単位での考え方ではなく、「人」単位での考え方を私はしていきたい。その先にだけ本当の平和が見えそうな気がします。
by: DANZO | 2006/06/25 18:45 | URL [編集] | page top↑
#
「坊主憎けりゃ、袈裟をも憎し」の発想に落ち込んでいました。アメリカにはわたしの友人も暮らしています。その友人をわたしは誇りに思っています。
「個」の罪は糾弾すべきだし、本当の和平を求めてゆきたいです。素敵な気づきをありがとうございました。
by: 月のひかり | 2006/06/25 23:17 | URL [編集] | page top↑
#
先ほどニュース23で
ワタダ中尉を知りました。
インタビューは堂々としていて
本当に鳥肌が立ちました。
彼が裁判にかけられ懲役刑を受ける可能性も
あるということですが、私達でも署名等なに
できることはあるのでしょうか?
何か情報があったら教えてください。
by: えん | 2006/07/06 23:40 | URL [編集] | page top↑
#
えんさん 大変遅くなりました(コメントに気づきませんでした..)。もちろん署名する方法ありますよ。
http://thankyoult.live.radicaldesigns.org//index.php?ption=com_wrapper&Itemid=35
で"contact us"の項目に名前と国を入れて、後は一番下のところに、意見を書けばワタダ中尉の支援団体に届きますよ。
by: DANZO | 2006/07/08 00:09 | URL [編集] | page top↑

Post a comment.















管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。