--.

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- | スポンサー広告 | comment (-) | trackback (-) | page top↑
Sun.

リバーの安否

 イラク人女性リバーベンドが運営するブログ「バグダッド・バーニング」は、占領下のイラクで生きる一女性市民の目から、占領下の生活・習慣・政治的発言などを描いている。その文は文学的とまで言われ、ブログ記事を纏めた書籍が英国ユリシーズ賞3位に入選した。このブログが6月10日以降、更新が止まったままになっている。もう2週間以上も更新がされていない。記憶する限りではこんなことはなかったはずだ。

 URUKNEWSによれば、バグダッドでは---

6月13日、ブッシュ大統領がイラクを電撃訪問(大掃討作戦のため極秘入国)し、その後、バグダッドでの米軍・イラク軍・民兵・警察ら約40,000人による大規模掃討作戦が開始された(内実は、米軍に付き従うシーア派至上主義民兵によるスンニ派掃討、略奪目的もあると言われる)。

◆米軍攻勢に際し、スンニ派地域で電話、インターネット遮断
US shuts down telephone, internet communications in Sunni areas as American offensive throughout Iraq gets underway
 米占領軍は電話回線と携帯の双方とも全電話サービスを遮断し、バグダッドのスンニ派地域のすべてでインターネット・コミュニケーションを妨害した--イスラム・メモが13日夜9時45分の速報で伝えた。
 イスラム・メモ通信員のレポートによると、米占領軍は午後9時から翌朝午前6時までの夜間外出禁止令を発令し、夜と早朝の祈りでもスンニ派住民が家にとどまり、モスクに行かせないようにした。
 夜間外出が禁止されているあいだ、米軍とイラク軍の兵士およびシーア派民兵による攻勢が実行されると、大量の軍用車両がアミリヤ、アザミヤ、ガザリヤ、マンスール、ジハード、シャブ、サリハその他のスンニ派居住地域になだれ込んできた。
 バグダッド駐在のイスラム・メモ通信員は、首都のスンニ派住民は13日から14日にかけての夜間に実行された攻勢にシーア派民兵が参加することも想定し、大量拘束から殺害にいたるまでの無差別攻撃に備えたとレポートした。
 イスラム・メモは今後数日は夜間のできごとについて報道が遅れるかもしれないと断りを述べた。なぜなら、米軍に後押しされた宗派至上主義者の政権が極度の鎮圧作戦というからには、イスラム・メモの通信員が拘束されると死以外の結末はありえないことを意味している。



◆兵力4万人の投入準備完了、「攻撃の日」が始まる
“The Day of Slaughter” to begin as puppet regime announces 40,000 troops ready to purge Sunni areas
 イスラム・メモは13日午後3時40分(メッカ時間)の速報で次のように伝えた--アメリカの作ったイラク傀儡(かいらい)政権は、数万人規模の傀儡軍兵士と傀儡警察、米軍兵士をアンバル州、サマッラ、バクーバ、モスル、キルクーク、マダイン、ラティフィヤ、ヒッラの各地に投入することを含め、大規模な軍事作戦を始めると発表した。関係者はやがて実行されるこの作戦を「攻撃の日」と呼んでいる。
 イスラム・メモ通信員のレポートによると、傀儡のマリキ首相が発表した声明は、この無差別拘束と鎮圧作戦の目的は「テロリストを引きづりだし、活動を遮断し、彼らを見つけ出して拘束するか中立化させる」ことだと述べた。「テロリスト」というのは、米国が承認した傀儡首相がイラク・レジスタンスを指して言った言葉である。
 傀儡イラク軍第6師団の関係者はイスラム・メモの取材に、この作戦はバグダッド市内のアミリヤ地区、ガザリヤ地区、マンスール地区、アザミヤ地区、ドーラ地区、サリハ地区、ジハード地区、シャブ地区の民家に対する急襲・捜索を含むものになると述べた。
 傀儡軍関係者は、イラクのスンニ派教徒は傀儡政権が実行を公式に述べた大規模掃討作戦におびえていると話した。一般市民に対するこの大規模攻勢に参加する傀儡部隊には、スンニ派に対する無差別拷問・殺害でよく知られるようになったバドル旅団のような親米シーア派の宗派至上主義民兵も参加すると報じられたため、イラクのスンニ派教徒は特に関心を強めている。
 アルジャジーラ衛星テレビは傀儡イラク軍のアブダル・アジズ・ムハンマド少将の話として、4万人以上の米軍兵士と傀儡軍兵士が14日にイラク国民に対する大規模な攻勢に着手すると報じた。同少将はこの攻勢には装甲付きの兵員輸送車と戦車が投入され、「容疑者」の居場所は諜報部隊からの情報に依拠することになると話した。
 少将によると、占領に対するレジスタンスのような「緊張」がある地域に「秩序をうち立てる」ための「戦略的な計画」なので、大規模な鎮圧作戦の結末に日限は設定されてないという。アルジャジーラによると、この計画は「明らかに米軍指揮官によって描かれた」ものだという。
 掃討作戦による最悪の事態を招かないための必死の試みとして、攻撃目標にあげられた地域では主だちとスンニ派の宗教指導者が、3人以上の子どもを持つ家族に対して、全家族が連行されて消されることがないよう、子どもたちを親類の家に分散させるように呼びかけた。

(以下「牧村しのぶのブログ」より
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆ヒート: 米軍がラマディ避難民のキャンプを襲撃
US occupation troops attacked refugee camps in Hit

 イスラム・メモは20日午後5時40分(メッカ時間)の速報で、米軍の大規模攻撃を予想して数日前からラマディ住民が避難していたヒート市にある難民キャンプを米占領軍が襲撃した、と伝えた。
 イスラム・メモのヒート通信員は、現地時間で20日午後3時、米軍の大部隊がヒートにある学校(複数)を攻撃したとレポートした。学校にはラマディからきたイラク人男女と子ども200人が一時的に避難していた。米軍はまた古い行政庁舎も攻撃したが、ここにも避難民が米軍の蛮行から逃げられると期待して移動してきていた。
 米兵は避難民の所持品を捜索し、難民たちがやっとのことでヒートまで運んできたわずかな所持品を壊した。
 同通信員は米軍が「人民するためだけ」に多くの避難民を連行していったとレポートした。
 イスラム・メモの独占インタビューに対して、ヒート市当局のムハンマド・アル・ヒタウィは、避難民家族を助けるためのイラク赤新月社の車列さえも米軍が運行を阻止したと語った。ヒタウィの話では、赤新月社は医薬品と食料を運んできたが、避難民家族はそのような物資が不足して絶望の渕に立たされているのに、米占領軍が支援物資を届けるのを阻んだという。



●バグダッド Baghdad

◆治安部隊により拷問・殺人された遺体5体発見
Five more bodies tortured and murdered by puppet “Shock Troops” found

 バグダッドのシューラ地区で拷問・殺害されたスンニ派の若者の新たな遺体5体をイラク警察が発見した--イスラム・メモが20日午後7時50分の速報で伝えた。
 イスラム・メモ通信員は医療会計者の話として、バブ・アル・ムアザムにある法医学病院が5人の死体を受けとり、遺体のさまざまな部分に野蛮な拷問のあとがあったとレポートした。全員が頭を撃たれていた。
 その情報提供者は、遺体はスンニ派の若者であり、サリフ地区の自宅から内務省の治安部隊マガウィルによって6月16日に連行された者たちだと説明した。遺体は世紀に殴られたあとがあり、彼らの指の爪はペンチで引き抜かれていた。レポートは若者たちが朝殺されたと思われると示唆していた。



◆治安部隊とシーア派民兵がスンニ派住民を大量拘束
Security forces, Shi‘i sectarian militias make mass arrests in Sunni neighborhoods

 バグダッドのカジミヤ地区内のドバトとアンバリインのバグダッド地区において、内務省の治安部隊マガウィルがスンニ派の若者に対する大量拘束作戦を展開した--イスラム・メモが20日午後2時15分の速報で伝えた。
 イスラム・メモのバグダッド通信員は地元住民の話として、シーア派民兵を引連れて、内務省所有の小型トラック10台が20日朝にアンバリインとドバトを襲撃したとレポートした。彼らは約40人の地元住民を拘束し、彼らを連れ去った。
 現地の目撃者たちは、傀儡軍と民兵は襲撃・連行をしただけでなく、その機会に乗じて民家で泥棒し、現金と金のブレスレットを盗んだと話した。
 家族を連行された地元住民はイスラム・メモ通信員に、治安部隊とシーア派民兵に拉致された者は、通常、数日内に拷問で殺されて遺体となって発見されることから、連行された親類のために追悼式を準備していると語った。


●サラハッディン州 Salah ad-Din Province

◆米軍がサマッラ南の村を襲撃、強奪と爆破、50人連行
Americans raid village south of Samarra’,
ransacking, blowing up houses, arresting 50 villagers

 サマッラ(バグダッド北方1120キロ)の17キロのサイダウィヤ村の住民50人が20日明け方に米軍に拘束された--イスラム・メモが20日昼12時5分の速報で伝えた。
 イスラム・メモのサマッラ通信員は地元住民の話として、20日夜明け前の午前4時(現地時間)、米軍ヘリが彼らの村に着陸したとレポートした。米兵が現れると民家と庭園を襲い、獰猛(どうもう)な警察犬まで使って男女と子どもを脅した。米軍は民家を荒らしまわっては爆破した。15歳から50歳までの50人の村人が拘束された。
 イスラム・メモ通信員は、米兵が20日午前11時になってもまだ村内をうろついていたとレポートした。



●ディヤラ州 Diyala Province

◆バクーバ近郊に米軍が空襲、市民13人を殺害
American air raid near Ba‘qubah kills 13 civilians

 19日夜、米軍機がバグダッド北東65キロのバクーバ市近郊ダリ・アッバス地区の民家を攻撃した--イスラム・メモが20日午後12時39人の速報で伝えた。
 イスラム・メモのバクーバ通信員はイスマト・アブダル・アル・カディル・アル・バヤチ医師の話として、米軍空襲は13人を殺し、その中には2人の子どもと3人の女性が含まれているとレポートした。
 傀儡の合同調整センターが発表した声明によると、米占領軍は「テロリストの巣」を狙ったと主張したが、それ以上の詳細は明かさなかった。
 その日遅く、占領下のイラクではスンニ派最高の宗教権威であるイスラム法学者協会は、民家への爆撃で始まり空挺部隊も投入した米軍の攻撃を非難した。米軍は一般市民13人を殺害し、10歳の少年を含む4人の負傷者を誘拐した。
 法学者協会は、攻撃してきた米兵たちは「英雄的な軍事行動」を祝って酒を飲んでいると非難した。米軍はこの行動は「自由と民主主義を広め人権を守る」任務の一環だと発表した。







 リバーベンドもバグダッドに住んでいる。
 そして、
 彼女のこれまでの日記から彼女はスンニ派だと言われている。


--------------------------------

「イラク人にとっての新しい日」がイラク操り人形政府やアメリカ人たちのもっぱらの話題だ。たとえば2003年4月9日[訳注:バグダード陥落]の「イラク人にとっての新しい日」のように。そして彼らがウダイやクサイ[訳注:サッダーム・フセインの息子たち]を殺したときの「イラク人にとっての新しい日」。もうひとつの「イラク人にとっての新しい日」は、サッダームを捕まえた時。それから憲法草案を作った時の「新しい日」...なんだか知能テストの中にある質問みたいに思えてきたわ。もし「新しい」が「さらなる」という意味で、それから、「日」が「苦しみ」と同じに置き換えられるとしたら、「イラク人にとっての新しい日」ってどういう意味になる?

わたしはどう思っているかって?ザルカウィーのくそったれだわ(ブッシュの呼び方だとザイルカウィね)。彼はアメリカが作ったもので、彼らと一緒に来たのよ。そしてあきらかにもう利用価値がなくなったってわけ。彼の力は大きく誇張されて、軍隊や警官隊によって家族が殺されるのには、どれもこれもことごとく彼が言い訳に使われたわ。最初は大量破壊兵器、次はサッダーム、そして次はザルカウィーだった。今度は誰?イラク人拘束や殺害のために、誰が新しい言い訳に使われることになるの?それとも、もう言い訳なんか必要なくて、彼らはどんなことでもし放題ってことかしら。数か月前のハディッサでの虐殺がそのことを証明しているわ。「やつらにはもうザルカウィーは要らんのだ。」近所のお年寄りは手でハエを追い払うようにそのニュースを一蹴した。「ザルカウィーなんて政府はいくらでも持ってるさ。」

さてザルカウィーは死んだ。ブッシュとわれらがイラク操り人形たちのいうところによれば、イラクのひどい惨状は背後に彼がいたことが原因だったんだから、ものごとは良くなっていくはず、そうよね?自動車爆弾は少なくなるはずだし、民族浄化は終わり、軍隊に攻撃されたり包囲されたりすることはなくなっていく...それが私たちに約束されたことなのよね?いいことだわ。じゃあ、内務省の殺し屋軍団と銃をぶっぱなすのが大好きな外国軍隊をなくすには、一体誰が殺されればいいのかしらね?

午前0時47分 リバー
--------------------------------


I'll meet you 'round the bend my friend, where hearts can heal and souls can mend...

友よ、私の心が失われあなたさえ見分けることができなくなったら、どうか私を偉大な文明をはぐくんだ、チグリス・ユーフラテスの胸元に連れて行って欲しい。そこで私は心を癒し、魂を再生させるでしょう。

 これが彼女の最後の言葉にならないことを心から祈る。
スポンサーサイト
20:11 | イラク戦争 | comments (3) | trackback (-) | page top↑
教育勅語幼稚園で暗唱 | top | 教育法学会公開研究会へのお誘い

Comments

#
アメリカによるイラク攻撃を諸手を上げて支持した無責任な従米政権をいただく日本人の一人として、イラクの戦闘の中で無辜の人が殺されていること、町が破壊されていることに、私は罪悪感を持っています。イラク市民がなめている辛酸を想像し、日本の政権の行く先をなかなか修正できないことにも罪悪感を持っています。

私もこれが彼女の最後の言葉にならないよう心から祈ります。
by: 村野瀬玲奈 | 2006/06/25 22:09 | URL [編集] | page top↑
#
イラクの厳しい現状が、想像できて、それに対して、皆に知らせるとか、抗議のメールを日本政府に出すとか以外、どうしていいのかわかりません。こうしているうちにも、イラクの人が恐怖のまっただ中にいて、殺されているのかと思うと、身体に震えが来ます。空自を拡大させて、米兵や武器を運んで、この米軍の作戦に協力をしている自衛隊と、それを指示している小泉首相と政府の面々。彼らには、想像力があるのだろうか。そして、彼らを支持している国民。加害者としての責任を取るべきです。
戦争は、確実に人を狂気にする。
by: 非戦 | 2006/06/26 00:31 | URL [編集] | page top↑
#
村野さん、非戦さん大変遅くなってすみません。コメントありがとうございます。いまだバグダッドでは、米兵+主にシーア派民兵による虐殺、強盗、レイプなどがあとを立たないようです。報道では、逆にシーア派へのテロのみが報道されていますが。
by: DANZO | 2006/07/03 23:35 | URL [編集] | page top↑

Post a comment.















管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。