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教育勅語幼稚園で暗唱

本来業務で忙殺され、一週間ほどお休みをしていましたので久しぶりの更新です(「最近更新してないじゃないか!」などと言われることもあり、見てる人もいるのだなと実感。)。

 164回国会は、6月18日で終了したが、今回の審議録をざっと検討したところ目立ったのは、教育基本法「改正」したい人たちの、教育勅語リスペクト傾向だ。5月30日に参考人として立った櫻井よしこ氏(言わずと知れたウルトラ右翼の日本会議メンバー)を初め、教育勅語は実は良いものだったという主張だった。
 そんな国会での審議を受けてか、教育勅語を暗唱させる幼稚園が登場した。
 幼稚園児が、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰スルニ足ラン」
 訳:http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/kyouikutyokugo.htm「万一危急の大事が起ったならば、大義に基づいて勇気をふるい一身を捧(ささ)けて皇室国家の為につくせ。かくして神勅のまにまに天地と共に窮(かぎ)りなき宝祚(あつまひつぎ)の御栄(天皇陛下の御運勢)をたすけ奉(たてまつ)れ。かようにすることは、ただに朕に対して忠良な臣民であるばかりでなく、それがとりもなおさず、汝らの祖先ののこした美風をはっきりあらわすことになる。」
 こんな言葉を、不気味な抑揚の教育勅語節で暗唱する姿。それを満足げに眺める園長。こんな教育を受けた子どもはどういう大人になっていくのだろうか。


教育勅語幼稚園で暗唱 戸惑う保護者も
 東京 06年7月2日
 大阪市の私立塚本幼稚園(淀川区、約二百三十人)と私立南港さくら幼稚園(住之江区、約百八十人)が、年長組の園児約百二十人に、教育勅語を暗唱させていることが一日、分かった。

 園側は「幼児期から愛国心、公共心、道徳心をはぐくむためにも教育勅語の精神が必要と確信している」と説明しているが、文部科学省幼児教育課は「教育勅語を教えるのは適当ではない。教育要領でも園児に勅語を暗唱させることは想定していない」としている。

 両幼稚園の園長を務める籠池靖憲氏によると、幼児期から古典に親しむため、一昨年から月一回、年長組の園児を対象に論語の勉強を始めたが、「教育の神髄を短い言葉で伝えているのが教育勅語」と考え、昨年十月ごろから教育勅語を教えているという。

 年長組の園児は毎日、一時間目の授業の初めに担任の指導で教育勅語を暗唱。保護者にも口語の訳文に「今こそ教育勅語の精神が必要」という園長の所感を添えて配布したという。

 ある保護者は「こういう教育をするとは知らずに入園させた」と戸惑いをみせるが、園側は「保護者の不満の声は聞いていない」としている。

 籠池園長は「戦争にいざなった負の側面を際立たせ、正しい側面から目をそむけさせることには疑問を感じる。親を敬い、自分を高めるという精神を体現すれば、無軌道な方向には行かない」と話している。

 大阪市内の私立幼稚園で一日、園児に教育勅語を暗唱させていることが分かった。通常国会では教育基本法改正をめぐり焦点となった「愛国心」との関連で教育勅語が議論になった。小泉純一郎首相は「教育勅語の復活を意図するものではない」と答弁したが、自民党内などには教育勅語に盛り込まれた道徳の理念を復活させるべきだとの声も根強い。

 首相当時「日本は天皇を中心にした神の国」と発言した自民党の森喜朗氏は、教育基本法について「国の歴史、文化に全く触れていない。個人が強く出て、公が欠けている」と批判。「戦前は教育勅語の中に哲学、思想が入っていた」と評価した。河村建夫元文部科学相も在任当時「教育勅語には道徳的観念があったが、排除決議がされた。大事なことは隅にやられ、教育の根本理念から外された」と話した。

 政府の教育基本法改正案は「我が国と郷土を愛する態度」との表現で愛国心を盛り込んだが、小泉首相は「教育上の目標で、児童や生徒の内心に立ち入って強制するのではない」と説明した。

 ■現代にはそぐわず

 沖田行司同志社大学大学院教授(教育史)の話 意味を理解する前に暗記させる教育方法はあるが、題材に教育勅語を選ぶのはいかがなものか。個々の道徳項目に問題はないといっても、教育勅語は天皇主権をうたっており、国民主権の現代にはそぐわない。幼稚園児には宗教、学問の自由を侵す結果となった教育勅語の歴史的経緯を理解できず、無理がある。

 教育勅語 正式には「教育ニ関スル勅語」という。明治天皇の名で国民道徳の根源や教育の基本理念を明示、1890年に発布された。臣民の忠孝を「国体の精華」とたたえ、父母への孝行、夫婦の和、博愛、義勇奉公など12の道徳項目を記した。学校への配布や礼拝、奉読が進むにつれ「御真影」(天皇、皇后両陛下の写真)とともに奉安殿に保管されるなど神聖化され、昭和期の軍国主義教育と結び付いた。衆参両院は1948年、排除や失効を決議した。

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Comments

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お仕事お疲れ様です。
それにしてもこんな幼稚園が存在するなんてとても信じられない思いで記事を読ませて頂きました。
やっぱり戦争を連想させる文言だと思う。
by: 月のひかり | 2006/07/03 23:45 | URL [編集] | page top↑
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月のひかりさん お久しぶりです(といっても一週間ですが)。ネットの世界は時の経つのも早いですね。
教育勅語をほめそやす人たちは、引用部分をどう理解しているんでしょうね。自画自賛史観もここまでくると行き過ぎだと思いますけども。
by: DANZO | 2006/07/04 00:00 | URL [編集] | page top↑
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教育勅語内の「皇運」を「国家」となおすと今でも通じるのではないでしょうか?
「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ」=「戦争」とは短絡的すぎるのでは?
by: 名無し | 2008/04/25 09:31 | URL [編集] | page top↑

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