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Thu.

「非武装平和主義は昭和天皇の意見」 2006/7/26 テレ朝報道ステーション

 まだ新聞などには出ていないが、今日久しぶりにテレビを見ていたらテレビ朝日の報道ステーションで、憲法第9条の非武装平和主義が昭和天皇の意向であったことが宮内庁の発見した資料から明らかになったというのだ。報道ステーションのHPで近いうちにUPされるのかとは思うが、先日の昭和天皇靖国メモといい、この時期にこの手の情報がぼろぼろ出てくるのはどういう経緯があるのだろうか。

 松平永芳氏が昭和天皇の意向に反してA級戦犯を靖国神社に合祀したことを証明する昭和天皇の靖国メモの発見は、反米・親米にかかわらず右翼の方々に少なからず影響を与えた。遺族会が分祀検討の主張を行い、次期首相の靖国参拝について反対する世論が60%を超えた(朝日新聞06年7月25日)
 8月15日に、小泉首相が靖国公式参拝をするのかどうか注目が集まる中でのメモの発見。そして、また宮内庁の発見により、非武装平和主義がGHQの押しつけでなく、昭和天皇の意向であったとの報道だ。
 この絶妙のタイミングでの発表は、良かれ悪しかれ、誰かしらの意図を感じざるを得ない。

 だれの意図なのかを考えてみる。現政府であることは考えられない。北朝鮮の脅威を必要以上に煽り続け、「非武装平和主義なんて非現実だ」をスローガン化しようとし、「北朝鮮に感謝する」とまでいう現政府にとって何のメリットもない(どころかデメリット以外の何者でもない)。これが宮内庁の発表であることを考えると、その発表しようとしている主体で考えられるのはただ一人だろう。
 現天皇その人しかない。天皇自身が、政治的意見を述べ政治に介入することは象徴天皇制の下では許されない。様々な制約がある中、天皇は積極的な平和外交を皇后と2人で献身的に行っている。今年のシンガポール、サイパンなどの訪問とその中での発言は、その言いにくいが自分の本心は平和を求めていること、現在の戦争を知らない世代の台頭によって右傾化する日本を心配する気持がよく現れている。

先の大戦では日本人を含め多くの人々の命が失われました。そのことはかえすがえすも心の痛むことであります。私どもはこの歴史を決して忘れることなく,各国民が協力し合って争いの無い世界を築くために努力していかなければならないと思います。戦後60年を経,先の大戦を経験しない人々が多くなっている今日,このことが深く心にかかっています。」(シンガポール・タイ訪問前の発言)



 近頃思うが、現在の、自らの保守コンプレックスから改憲を目指す安倍官房長官(近頃発刊された安倍氏が書いた「美しい国へ」を読んだが、単に自分が小さい頃、岸信介の孫として嫌な目にあったことのコンプレックスから保守改憲したいと言っているようにしかどうやっても読めない。)や、対米追従しか能のない今の政治家さんたちは、世界に冠する理想的な憲法をもつ国の政治家として、はなはだ似合っていない。完全に役者不足状態だと思う。
 そんな中、ただ一人現天皇だけは、この憲法の求める理想的な象徴天皇を実現している様に思う。今の閣僚らと同じく世襲で得た地位ながらも、その方向性は閣僚らとは全く別の方向を向いている様に思う。天皇制必要・不要両論あるかとは思うけども、行動を制約された中、高齢を押して平和外交を行い、必死で私たちに警告のメッセージを出し続けてくれているように思うのは私だけなのだろうか。
 私自身は天皇制度自体に特別な気持は全くないが、現天皇という個人は尊敬できる人だと思っている(昭和天皇は全く尊敬していない)。天皇を愛してそれ故に日本の軍事国家化を願う人たちは、本当に天皇の気持ちを考えて主張しているのか、それとも気づかないうちに天皇を利用して自分の主張をしてしまっているのか。一度よく考えてみるべきではないか。




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00:14 | 憲法・国民投票法案 | comments (6) | trackback (-) | page top↑
米下院、「米印原子力協力促進法案」を可決 | top | 北朝鮮に事前通告したことのない日本~外務省回答~

Comments

# ありがとうございます
DANZOさん、ご指摘ありがとうございます。記事の主旨ようやく理解致しました。そうですね、先の戦争では日本も大いに被害を被りましたが、アジア諸国への侵略など反省すべきところが多々あり、今の政府が謝罪どころかもう一度「軍隊」を持つ危惧にさらされています。現天皇の平和外交はそういった意味で政府のなしえていないところをカバーしていますよね。それは同じ日本人として尊敬すべき点であると私も同意します。それにしても平和への道は一筋縄ではいかないものなのですね。
by: 吉祥天女 | 2006/07/27 16:27 | URL [編集] | page top↑
#
こんにちは。
お玉おばさんのところから来ました。
報道ステーションを見てないのですが、どんな内容だったのかもう少し詳しく知りたいですね。分かったら教えていただけませんか。
今の天皇陛下がいくつかの候補の中から、『平成』という年号を選んだことでも、平和を希求していることは伝わります。推測の域を出ませんが、ありうる話だと思います。
by: yohko | 2006/07/27 16:29 | URL [編集] | page top↑
# なかなか
>吉祥天女さん(名前変わりましたね(^^)
 私もこういう記事書いたら「やっぱり右翼か!」という反応がくるかなぁと思っていたのですが、天皇の正しいコンプレックスは評価すべきかなと思って書きました。天皇が平和のために行動しているから天皇制賛成なんて言ってるわけじゃないことは分かっていただきたいところだったものでコメントさせていただきました。自分の憲法上の位置を理解して、憲法の精神を守ろうとしている姿勢を評価しているわけですので。

>yohkoさん
はじめまして。私も食事作りながらだったもので、資料をちゃんと画像でみる事ができなかったんですよね。靖国メモの捏造騒ぎもありますので、また分かったら記事にいたします。
by: DANZO | 2006/07/27 19:26 | URL [編集] | page top↑
# ありました
>yohkoさん
報道ステーション元ネタはこれですね。
http://www.asahi.com/national/update/0725/OSK200607250185.html
昭和天皇の戦争責任回避のためのコメントと評されていますが。そんなことはどうでもよくてこのネタがなぜ今宮内庁から出てくるかが私がとても気になることです。
by: DANZO | 2006/07/27 19:32 | URL [編集] | page top↑
# この件をもっと報道させるべく...
DANZOさん、こんにちは。
このニュースがこれからマスメディアや政府与党によってどう扱われるかで日本のこれからの運命が占える、ということになるのでしょうか。多くの報道機関に報道させなければなりません。憲法にまつわる議論の方向性に影響ある内容ですから。
私たち一般市民としては、「もっと詳しく知りたい!」と報道機関に言うことが有効かなと思います。そういえば華氏451度さんが、報道機関のリストをしばらく前につくっていらっしゃったから、こういうものを活用して...。
http://blog.goo.ne.jp/bebe2001pe/e/ec14380e83ff9c41e71eefe7968d8854
by: 村野瀬玲奈 | 2006/07/28 00:32 | URL [編集] | page top↑
# 日経新聞
村野さん、こんばんわ。お元気ですか。
靖国メモ記事をすっぱ抜いた日経新聞は、その反響の大きさに大喜びしているようですね。
もう去年のことですが、以前一緒に飲んだ政治記者が、投稿や意見を書いてくれと言っていたことを思い出しました。そういう読者からの声が大きくなれば制約ある中でも少しは自由に記事をかけるのかも知れませんね。
書いてみますかぁ。
by: DANZO | 2006/07/28 01:11 | URL [編集] | page top↑

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